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アマゾン物流を自社ECへ、Prime配送を開放

2026年9月25日 (金)

ECアマゾン(米国)は24日、米国のEC(電子商取引)事業者向けに、アマゾン外の自社サイトでもPrime配送を利用できる新サービスと、フルフィルメント料金の割引制度を開始した。Amazon Supply Chain Services(ASCS)の一環で、同社のマルチチャネル・フルフィルメント(MCF)を利用する事業者が対象となる。

新たな仕組みでは、MCF利用事業者が自社ECサイトにPrimeバッジと迅速な無料配送を追加できる。追加料金は標準のMCF料金以外には発生せず、決済処理や受注管理、店舗ポリシーを変更する必要もない。Prime会員資格は購入後に確認するため、利用者がAmazonへログインせずに配送特典を受けられる。初期導入企業では、対象注文の40%超がPrime配送を利用したという。

(出所:アマゾン)

あわせて、FBA利用事業者を対象に「MCF Preferred Pricing Program」を開始した。自社サイトや外部マーケットプレイス、SNS経由の注文について、MCF料金の割引とFBA(Fulfillment by Amazon)クレジットを組み合わせ、開始後6か月間はフルフィルメント料金を15―25%削減できる。長期契約は不要で、出荷量に応じて割引が自動適用される。

MCFは現在11か国で展開しており、Amazon.com、自社サイト、ほかのECモール、SNSなど複数販路の注文を同一在庫で処理できる。アマゾンによると、米国でMCFとFBAを併用する事業者では、欠品率が平均19%低下し、在庫回転率が平均12%改善した。今回の機能追加で、Amazon外の販売チャネルへの物流サービス提供をさらに広げる。

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