認証・表彰SkyDrive(スカイドライブ、愛知県豊田市)は25日、経済産業省が主催する「日本スタートアップ大賞2026」で、国土交通大臣賞(国土交通スタートアップ賞)を受賞したと発表した。電動垂直離着陸航空機(eVTOL)の開発・製造・販売や運航サービスに取り組み、コンパクトな機体設計や量産体制、飛行実績などが評価された。国土交通省によると、今回は317件の応募から受賞企業を選定した。
同賞は、国土交通分野で新たな技術やサービスを提供するスタートアップの参入を促し、イノベーションにつなげる目的で2023年度に創設され、今回が4回目。SkyDriveは18年設立で、「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOLの開発を進めている。

(出所:SkyDrive)
SkyDriveは20年に国内初とする公開有人飛行試験を実施し、25年には大阪・関西万博でデモフライトを行った。現在開発する「SKYDRIVE(SD-05型)」は、従来の航空機より小型で、都市部のビル屋上など限られたスペースでの離着陸を想定する。28年のサービス開始を目標としており、都市内移動や地域交通を含む新たな移動手段としての実用化を目指す。
製造面では、スズキとの事業・技術連携のもと、24年から静岡県内のスズキグループ工場で生産を開始した。年間最大100機の生産を可能とする体制を構築している。飛行試験では26年6月に実用速度域となる時速100キロでの安定飛行を確認し、累計飛行回数は300回を超えたという。
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