財務・人事SkyDrive(スカイドライブ、愛知県豊田市)は1日、空飛ぶクルマのグローバル展開と事業化を加速するため、経営体制を強化したと発表した。執行役員グローバル事業統括責任者に小野泰司氏、グローバルコマーシャルオフィサーにゴンザロ・ラモス氏が就任した。今後、日本を含む各市場で航路開発や運航体制の構築、販売契約、納入後の支援体制など商用化に必要な取り組みを具体化する。

▲(左から)小野泰司氏、ゴンザロ・ラモス氏(出所:SkyDrive)
同社は現在、国土交通省航空局や米連邦航空局(FAA)との型式証明取得に向けた活動を進める一方、10か国の航空会社、運航事業者、自治体、事業パートナーなどと航路開発や用途検討を進めている。空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」のプレオーダーやLOIは計451機に達しており、今後は機体開発や認証だけでなく、各地域での販売や運航支援まで含む事業基盤の整備が課題となる。
小野氏はトヨタ自動車で商品企画や需給政策、新規モビリティーサービス、政府・業界団体との渉外などを経験し、その後はデータプラットフォーム企業で海外展開や事業開発を統括した。SkyDriveでは世界全体の事業展開、販売・事業モデル策定、政府や産業界との政策連携を担う。
ラモス氏はエアバス(フランス)などで22年以上にわたり民間航空や航空機リース、空飛ぶクルマ分野に携わった。米国、中東、豪州などの海外市場で顧客開拓や機体販売を進めるほか、納入後の保守・整備、アフターサポート体制や地域パートナー網の構築を担当する。機体開発から販売、運航支援へ事業領域を広げ、商用サービス開始に向けた準備を進める。
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