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グロービングとSkyDrive、「空飛ぶクルマ」で協業

2022年2月2日 (水)

M&Aコンサルティング会社のグロービング(東京都港区)は2日、物流ドローン開発会社SkyDrive(スカイドライブ、東京都新宿区)と「空飛ぶクルマ」に関する事業について戦略コンサルティング契約を結んだと発表した。

▲世界テクノロジー見本市「CES2022」の展示の様子(出所:グロービング)

グロービングは「空飛ぶクルマ」をはじめ、国内外の商用ドローンやエアモビリティサービスなどに知見やコンサルティング実績がある。今回の契約締結を契機として、SkyDriveに対して、国内外の市場や競合企業に関する調査や戦略策定、渉外活動、製品・サービス開発などについて包括的にコンサルティングサービスを提供する、としている。

「空飛ぶクルマ」は、電動、完全自律、自動操縦で垂直に離着陸する装置「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」(eVTOL)と位置付けられており、将来は都市部でのタクシーサービスや離島・山間部の移動、災害時の救急搬送などへの利用が期待されている。経済産業省と国土交通省により、2025年開始、30年本格普及に向けたロードマップが制定されている。今回の両社による契約締結も、こうした動きに基づく取り組みと言える。