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郵船ロジ傘下、独で医薬物流の低温網拡張

2026年9月28日 (月)

(出所:郵船ロジスティクス)

メディカル郵船ロジスティクス傘下で欧州のヘルスケア物流を手がけるモビアント(オランダ)は24日、ドイツ・ヴィースロッホに医薬品物流拠点を開設したと発表した。医薬品向け冷蔵施設として欧州最大級としており、11月の本格稼働を予定する。ドイツ国内の医薬品低温保管能力を従来の2倍超に拡大し、欧州域内の保管から輸配送までを一体化する。

新拠点はA5、A6高速道路の結節点に近いVGPパーク・ヴィースロッホ=ヴァルドルフ内に位置し、倉庫面積は3万平方メートル、事務所は1500平方メートル。15−25度の常温帯で3万2000パレット、2−8度の冷蔵帯で1万パレットを収容するほか、マイナス20度、マイナス26度の冷凍帯や、将来的にマイナス80度まで対応する超低温保管設備を整える。ワクチンやバイオ医薬品など、温度管理要件が厳しい製品の取り扱いを想定する。

拠点は、医薬品専門配送を手がけるユーロ・トランスファーマ(オランダ)のネットワークと接続する。同社は欧州9か国でラストマイル配送を展開し、15−25度と2−8度の2温度帯を同時に輸送できる車両を運用する。モビアントの保管機能と組み合わせ、保管、温度管理輸送、最終配送までをつなぐ体制を構築する。

冷蔵エリアでは今後、GMPに対応した業務の導入も計画する。施設は最大180人の雇用を見込み、TAPA-A認証の取得を目指す。環境面ではDGNB Gold認証を取得済みで、3.5MWの屋根置き太陽光発電設備を設置。年間発電量は3100MWhを見込み、施設の想定消費電力量を上回るとしている。

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