国際ボルボ・トラック(スウェーデン)は24日、ドイツの物流会社ライネルト・ロジスティクスから、ガス燃料トラック「Volvo FH Aero」500台を受注したと発表した。同社のガス燃料車として過去最大の受注で、2027年から納車を開始する。

(出所:ボルボ・トラック)
ライネルト・ロジスティクスはすでにボルボ製ガス燃料トラック50台を運用しており、日常運行での実績や燃料価格を踏まえて追加導入を決めた。車両はLNG(液化天然ガス)のほか、有機廃棄物などを原料とするbio-LNGにも対応する。
ボルボ・トラックによると、これまでに世界で1万台超のガス燃料トラックを納入した。対象車種は大型のFM、FH、FH Aeroで、1回の燃料補給で最大1000キロを走行でき、長距離輸送や地域配送、建設用途などを想定する。
ドイツではガス充填インフラの整備が進んでおり、業界団体のデータでは25年に国内LNG充填所で販売された燃料の98.5%をbio-LNGが占めた。ボルボは、bio-LNGの利用条件によっては燃料製造から走行までのCO2排出量を最大100%削減できるとしている。
ボルボは脱炭素化に向け、バッテリーEVや燃料電池車に加え、再生可能燃料を使用する内燃機関も選択肢として展開している。25年はガス燃料車の販売が過去最高となり、26年はさらに上回る見通しとしている。
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