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海事協会、LNG燃料船に概念設計承認発行

2015年11月18日 (水)

ロジスティクス日本海事協会は17日、マリタイムイノベーションジャパン(東京都品川区)が開発した液化天然ガス(LNG)を燃料とする載貨重量トン数9万8000トンのばら積み貨物船に対し、IGFコードとガス燃料船ガイドラインに基づく概念設計承認(AIP)を発行した、と発表した。

IGFコードは、ガス燃料、低引火点燃料を使用する船舶に対する安全要件を規定するSOLASの強制コードで、2017年1月1日に発効する。

ばら積み船は、2000立方メートル容量のLNG燃料タンクとLNG燃料供給装置を装備し、主機関、主発電機関は二元燃料エンジンを採用している。天然ガスは、従来の重油燃料に比べて二酸化炭素(CO2)を含む温室効果ガス(GHG)排出量が少なく、硫黄酸化物(SOX)を排出しない。