M&Aインターホールディングス(HD、東京都世田谷区)は9月30日、金融機関系ファンド4社を中心とする第三者割当増資で資金を調達し、資本業務提携を開始したと発表した。今回の調達により累計調達額は約7億円となった。資金は日本酒の鮮度を維持して流通させる「蔵出し真空酒」の全国展開や海外流通モデルの構築、米など地域資産への真空技術の応用に充てる。
同社は最大真空率99.5%の真空技術を食品保存などに活用している。蔵出し真空酒では、酒蔵で専用の真空容器に日本酒を充填し、空気に触れさせず低温で輸送する。2025年11月のサービス開始後、全国30蔵以上と連携し、ホテルや飲食店、商業施設への導入を進めている。
今回の提携では、金融機関のネットワークを通じて酒蔵や農林水産、食品事業者との連携を広げる。真空容器や低温サーバー、IoTを活用した品質管理に加え、大型真空容器「真空フレコン」の開発も進め、鮮度を維持する流通モデルの構築を目指す。
今後は日本酒に加え、米や農水産物、発酵食品、調味料などへの応用を検証する。海外のホテルやレストラン、商業施設向けの輸出流通モデルも構築し、鮮度保持技術を活用した地域産品の国内外への流通拡大を目指す。
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