ロジスティクスShipAll(東京都渋谷区)は25日、日本酒に関わる任意団体「和醸和楽(わじょうわらく)」の定期総会に登壇し、店舗向け海外配送自動化システム「ShipAll(シップオール)」の仕組みや活用方法を紹介したと発表した。総会は8月25日にベトナム・ホーチミンで開催された。
講演では、訪日外国人が日本酒を購入する際、手荷物の重量や航空機への持ち込み、国・地域ごとに異なる輸入規制などが課題になることを取り上げた。店舗が海外配送に対応する場合も、配送可否の確認や送料・関税の計算、通関書類の作成などが必要となる。

(出所:ShipAll)
ShipAllは、店頭で商品のJANコードを読み取ることで、海外への配送可否判定や関税計算、インボイスの作成などを自動化する。購入者が必要な情報を入力して手続きを終えると、提携する物流企業が店舗へ直接集荷する仕組みで、店舗側の海外発送業務を支援する。
講演では、2月にShipAllを導入した南部美人の事例も紹介した。酒蔵見学や試飲を通じて日本酒を購入した訪日客が、商品を海外の自宅へ配送できるようにしている。
ShipAllは今後、日本酒販売店や角打ちを併設する店舗、酒蔵など、訪日客との接点を持つ酒類販売事業者への導入を進める。
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