フード日立ソリューションズ(東京都品川区)は10日、秋田県総合食品研究センター(秋田県秋田市)、ぷらっとホーム、日立産機システム(千代田区)とともに、日本酒の輸送中の品質変化を追跡する共同研究を開始すると発表した。
研究期間は2024年11月から26年3月までで、日本酒の輸出増加を支援するための基盤技術の開発を目指す。研究には、温度検知QRコードラベルや積算温度インクラベルといった技術が使用され、それらをモバイルアプリで管理する仕組みが構築される。
昨今では、日本酒の海外需要が拡大する中で品質保持の重要性が高まっている一方で、輸送中の温度管理が日本酒の品質に与える影響が課題とされており、同研究では温度履歴のデータを活用して品質変化を分析する。秋田県総合食品研究センターが日本酒の温度履歴再現や官能評価を行い、ぷらっとホームは温度履歴データの回収と集積を担当、日立産機システムは温度インクラベルの提供を行い、日立ソリューションズはQRコードラベルと対応アプリを開発する。
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