ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

チャーチル港とロッテルダム港、資源物流で連携

2026年9月30日 (水)

国際カナダのチャーチル港を運営するアークティック・ゲートウェイ・グループ(AGG)とオランダのロッテルダム港は28日、西部カナダと欧州を結ぶ貿易拡大とサプライチェーン強化に向けた協定を締結した。重要鉱物やエネルギー関連製品を中心に、新たな輸送ルートの開拓や荷主・需要家のマッチングを進める。

協定では、西部カナダの資源開発案件からチャーチル港を経由し、欧州市場へ輸送するサプライチェーンの構築を共同で検討する。カナダの生産者と欧州の顧客や産業企業、最終需要家をつなぐほか、両港の顧客向けに新たな市場開拓を支援する。船社や物流事業者、産業関連企業の連携促進にも取り組む。

▲重要鉱物がチャーチル港からヨーロッパに向けて出港(出所:アークティック・ゲートウェイ・グループ)

ロッテルダム港は欧州最大の港湾で、港湾・工業エリアには3000社超が集積する。重要原材料やエネルギーの主要な流入拠点となっている。一方、チャーチル港は鉄道が接続するカナダ唯一の北部港湾で、西部カナダの資源を海外市場へ輸送する北方ルートとして活用拡大が進んでいる。

両者は重要鉱物のほか、LNG(液化天然ガス)を含むエネルギー関連物流の構築でも協力する。産業開発やエネルギー転換に必要な重要原材料の調達先を多様化し、供給網の強靱化につなげる考えだ。

チャーチル港では2026年、20年以来となる複数回の穀物輸出が再開したほか、亜鉛精鉱やマニトバ州産カリ、カナダ北極圏のヌナブト準州向け補給船などを取り扱っている。AGGは今回の連携を通じて取扱貨物の拡大と投資誘致を進め、西部カナダと欧州を結ぶ新たな物流回廊としての機能強化を図る。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。