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JMU、18万トン型省エネバルク船を引き渡し

2026年10月2日 (金)

荷主ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は9月30日、呉事業所で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「THESEUS(テセウス)」を引き渡したと発表した。同社が開発した環境性能に優れる「N-181000DWT Type Bulk Carrier」の14隻目で、2013年の同社発足以来、呉事業所で100隻目の引き渡しとなった。

THESEUSは、フランスのダンケルク港の要求を満たす最大船型。全長292.0メートル、幅45.00メートル、深さ24.55メートル、喫水18.23メートルで、積載重量は18万2531トン、総トン数は9万3367トン。航海速力は14.40ノット、定員は25人で、ポルトガル船籍となる。

▲次世代省エネ型バルクキャリア「THESEUS」(出所:シャパンマリンユナイテッド)

環境性能では、温室効果ガス(GHG)の排出規制に関するエネルギー効率設計指標(EEDI)について、2025年以降の契約船に適用されるPhase3の水準を先取りして満たした。低抵抗・高効率を追求した船型を採用するとともに、独自の省エネデバイス「Super Stream Duct」「SURF-BULB」「ALV-Fin」を最適化し、燃費を削減したとしている。

船首には「LEADGE-Bow」と呼ぶ形状を採用し、新騒音規則に配慮した低風圧居住区と組み合わせて実海域での性能を高めた。電子制御エンジンや低摩擦塗料、大直径プロペラも採用し、燃費性能の向上を図っている。

このほか、バラスト水処理装置を搭載し、有害物質一覧表を保持する。窒素酸化物(NOx)排出規制のTier IIIにも適合するなど、各種環境規制に対応した。

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