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JMU、18万トン積み省エネ型バルクキャリア引き渡し

2016年6月10日 (金)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は10日、津事業所(三重県津市)で建造していたリラックスグローリーグローバル社向けの次世代省エネ型バルクキャリア「CARTIGNY」(カーティンニー)を引き渡したと発表した。

同船はフランスのダンケルク港要求を満足する環境性能に優れた「Gシリーズ」の18万2000トン型バルクキャリア。

低風圧居住区による風圧抵抗の削減したほか、低摩擦塗料によりGHGを削減し、燃費を向上させている。推進性能面では従来の省エネ付加物だけでなく、レッジバウと呼ばれる船首形状を採用することで、実海域での波浪中の船速低下軽減を図っている。また、バラスト水処理装置を装備し、環境に配慮した。

JMU、18万トン積み省エネ型バルクキャリア引き渡し1

■主要目
主要寸法:全長292メートルx幅45メートルx深さ24.55メートルx喫水18.18メートル
載貨重量:18万2651トン
総トン数:9万3297トン
主機関:MAN B&W 7S65ME-C8.2
航海速力:15.05ノット
定員:27人
船級:日本海事協会
船籍:バミューダ諸島