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フルコンテナ船入港隻数も6%減、横浜市まとめ

横浜港、コンテナ貨物の取扱個数5.5%減少、13年速報

2014年4月1日 (火)

国内横浜市港湾局は3月31日、2013年通年の横浜港の統計(速報値)をまとめた。入港隻数は前年並み、海上出入貨物は総トン数1億1917万トン(前年比1.8%減)で微減、コンテナ個数は内外貿合わせて289万TEU(5.4%減)となった。

入港船舶は、外貿が9966隻(3.4%減)、総トン数2億2784万トン(1.7%減)となり、このうちフルコンテナ船は4789隻(6%減)、総トン数1億1589万トン(5.2%減)と減少した。内航船は2万7740隻(3.8%増)、4357万トンとなった。

海上出入貨物は、外貿貨物が7441万トン(4.5%減)で、このうちコンテナ貨物は3952万トン(5.5%減)となり、外貿貨物の53.1%を占めた。

輸出貨物は3146万トン(5.5%減)と3年連続で減少した。品種別では、1位の完成自動車が1074万トン(1%減)、2位の自動車部品が561万トン(3.1%減)と前年を下回り、上位10品種の半数以上が前年を下回った。相手国別では、1位の中国で完成自動車や産業機械などの取扱いが大きく落ちこみ587万トン(20.6%減)と大幅に減少。2位の米国は完成自動車の取扱いが増加するなどし、3年ぶりに前年を上回り、315万トン(22.3%増)となった。

輸入は4295万トン(4.1%減)と、輸出と同様に3年連続の減少となった。品種別では1位のLNG(液化天然ガス)が863万トン(4.7%増)と4年連続増加した。エネルギー関連以外では、3位の衣服・身廻品・はきものが175万トン(2.4%増)と増加した。相手国別は、1位の中国が809万トン(3%減)、LNGなどの取扱いが増えたマレーシアが463万トン(2.7%増)と米国を上回り、3位に入った。

内貿貨物4476万トン(2.9%増)のうち、コンテナ貨物は253万トン(1.9%減)で内貿貨物全体に対する構成比は5.7%となった。移出貨物は1784万トン(3.5%増)で、1位の石油製品(40.2%増)は増加、3位の重油(20.1%減)は減少した。移入は2692万トン(2.5%増)で1位の原油(16.8%増)、2位の完成自動車(0.3%増)ともに増加した。

■横浜港の海上出入貨物(2013年)

単位2013年前年比構成比2012年前年比構成比
総計貨物量トン119,169,69598.2100121,387,750100.1100
うちコンテナ貨物量トン42,054,08094.735.344,403,39995.236.6
コンテナ個数TEU2,888,22094.61003,052,77599100
外貿トン74,407,94295.562.477,902,74996.564.2
輸出トン31,462,6299526.433,126,80593.127.3
輸入トン42,945,31395.93644,775,94499.236.9
うちコンテナ貨物トン39,519,43694.553.141,820,37094.553.7
輸出トン17,449,74391.255.519,136,22090.657.8
輸入トン22,069,69397.351.422,684,15098.150.7
コンテナ個数TEU2,588,07494.889.62,731,23197.489.5
輸出TEU1,388,45694.748.11,465,71897.948
輸入TEU1,199,61894.841.51,265,5149741.5
内貿トン44,761,753102.937.643,485,001107.235.8
移出トン17,842,641103.51517,232,341102.914.2
移入トン26,919,112102.522.626,252,660110.221.6
うちコンテナ貨物トン2,534,64498.15.72,583,029107.35.9
移出トン1,363,39897.27.61,402,424111.68.1
移入トン1,171,24699.24.41,180,605102.74.5
コンテナ個数TEU300,14793.310.4321,544114.610.5
移出TEU114,8551024112,620110.53.7
移入TEU185,29288.76.4208,9241176.8

詳細は下記URLを参照。

■横浜港の港勢
http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/basicinfo/statistics/an13index.html