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ニトリ、使用済み家具の再資源化拠点を新設

2026年10月5日 (月)

拠点・施設ニトリは5日、埼玉県本庄市に家具・インテリア類の回収、分解、分別、資源化を担う「リサイクルセンター」(仮称)を開設すると発表した。2028年度上期の稼働を予定し、関東圏の物流拠点や店舗から回収した使用済み商品を自社物流で集約する。年間1万トン以上の資源化を目指す。

▲「リサイクルセンター」(仮称)のイメージ図(出所:ニトリ)

施設は資源化施設2棟と事務所兼研究施設1棟で構成する。運営はニトリファシリティ、収集運搬はホームカーゴが担う予定。ニトリグループが回収から運搬、分解、分別、資源化までを一貫して手がける体制を構築し、従来は十分に再資源化されてこなかった家具やインテリア製品の循環を進める。

家具類は重量があるうえ、木材や金属、樹脂、布、ウレタンなど複数素材で構成される製品が多く、分解や素材ごとの選別に手間がかかる。こうした特性から十分な資源化が進んでいないとしており、センター内で素材別の分別精度を高めることで再資源化量の拡大につなげる。

▲資源循環のノウハウ(クリックで拡大、出所:ニトリ)

併設する研究施設では、分解・分別や資源化の過程で得た知見を蓄積し、商品設計へ反映する。ニトリはこれまでも、使用後に消費者自身が分解・分別しやすい「かんたん分別マットレス」などを展開しており、廃棄段階だけでなく製造段階から資源循環を前提にした商品開発を進めている。

新拠点では、関東圏の物流拠点や店舗を回収ポイントとして活用し、使用済み商品を本庄市へ集約する。物流網を販売商品の配送だけでなく、回収物流にも活用することで、商品回収から再資源化、再び商品開発へつなげる循環型のサプライチェーン構築を進める。

同社は従来掲げてきた「製造物流IT小売業」に資源循環の機能を加え、「製造物流IT“循環”小売業」への転換を進める。販売後の商品まで含めて管理する仕組みを整えることで、物流網と店舗網を活用した資源循環モデルの構築を目指す。

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