拠点・施設東京建物は5日、千葉県習志野市で開発を進めていた物流施設「T-LOGI南船橋」が9月30日に完成したと発表した。環境配慮型物流施設「T-LOGI」シリーズでは、竣工済み物件として関東最大規模となる。延床面積は9万6392平方メートル、敷地面積は3万8201平方メートル。4層ランプ型で、食品物流やEC(電子商取引)物流、ラストワンマイル配送など幅広い用途を想定する。

▲関東最大の物流施設「T-LOGI南船橋」(出所:東京建物)
施設は東関東自動車道・谷津船橋IC(インターチェンジ)から0.1キロ、京葉道路・花輪ICから0.8キロに位置し、首都圏内や広域配送に対応しやすい立地とした。各IC方面に出入口を設けることで、施設から幹線道路への移動距離を抑える。倉庫は全12区画で、最小分割面積を2800平方メートルとし、小規模区画の需要にも対応する。
1階には両面トラックバースを備え、トラック間の積み替え拠点として利用できる区画を設けたほか、一部には冷凍冷蔵設備も導入した。3・4階はメゾネット仕様とし、各区画に荷物用エレベーターと垂直搬送機を配置。区画内の分割利用にも対応し、転貸を含む多様な運用を見込む。バース数は1階100台、2階76台、3階76台で、トラック待機場所は7台分を確保した。
JR京葉線・南船橋駅から徒歩11分の立地を生かし、従業員確保にも配慮した。3・4階には従業員向けラウンジを計3か所設置し、Wi-Fiや電源設備、無人コンビニエンスストアを備える。
環境面では屋上に太陽光発電設備を設置し、発電電力を施設内で自家消費する。余剰分は東京都中央区の「トフロム八重洲タワー」や豊島区の「ハレザタワー」に送電する計画で、「ZEB」認証とCASBEEのSランクを取得した。
東京建物は東京湾岸エリアで物流施設開発を続けており、周辺では「T-LOGI習志野」「T-LOGI習志野II」が満床で稼働している。2027年には「T-LOGI船橋南海神」、28年には「新習志野駅前物流施設計画」の竣工を予定している。
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