国際DPワールド(UAE)は5日、米フロリダ州のマイアミ港とペルーのカヤオ港が国際姉妹港協定を締結したと発表した。両港は貨物・クルーズ動向や貿易データ、港湾インフラ整備計画、市場調査などの情報を共有し、南北米を結ぶ貨物ネットワークの強化につなげる。協定は9月23日に締結された。
協定では、商業、技術、制度面での協力枠組みを構築し、貨物取扱量や港湾活動の拡大に向けた共同施策、技術ワーキンググループの設置、相互訪問などを検討する。マイアミ港は中南米・カリブ地域との米国側の主要ゲートウェーで、カヤオ港はペルー最大の海上物流拠点として国際航路との接続を担う。
締結式はDPワールドが運営するカヤオ港ターミナルで行われた。同社は2006年から同港で事業を展開し、これまでの投資額は10億ドル近くに上る。DPワールドによると、同ターミナルの年間取扱能力は270万TEUで、24年にはペルー国内で236億ドル相当の経済活動を支えたという。
両港は今後、情報共有や技術協力を通じて、ペルーと米国間の貨物流動や港湾運営の効率化につながる取り組みを探る。
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