国際オートストア(ノルウェー)は7日、中小規模のEC(電子商取引)事業者などを対象とした自動倉庫システム「Pio」について、ノルウェーのファッションEC事業者ヴィロイドが新たに導入すると発表した。完成すれば、Pioとして世界最大規模の導入事例になるという。2027年第2四半期の完成を予定する。
ヴィロイドは物流拠点を新施設へ移転するのに合わせ、自動化能力を拡充する。新システムは8万個のBinを備えるGridで構成し、現在稼働するPio設備の最大規模と比べて4倍になる。

(出所:オートストア)
ヴィロイドはこれまで、アパレルEC事業者ファム(ノルウェー)が運営する倉庫でPioを利用してきた。今回、新たに自社のフルフィルメント拠点へ直接導入し、取扱量の拡大に対応する。
PioはAutoStoreの技術を基盤に、中小規模事業者向けに設計した倉庫自動化システム。一般的なAutoStore設備より小規模なスペースや注文量を想定し、Robotics-as-a-Service型で提供することで導入時の初期負担を抑える。
ヴィロイドは即日配送を含む物流サービスを成長戦略の一部に位置付けており、今回の大型導入で今後の取扱量増加に備える。EC事業者による自動化投資が大規模化するなか、Pioが中小向け用途からどこまで適用領域を広げるかも注目される。
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