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DHL、ベイクルーズ物流を自動倉庫で省人化

2026年10月8日 (木)

ロジスティクスDHLサプライチェーンジャパン(東京都品川区)は8日、ベイクルーズ(渋谷区)の物流を担う柏沼南ロジスティクスセンターに、ASRS(自動倉庫)を導入したと発表した。BtoB・BtoCの物流機能を併せ持つ現拠点で、事業成長に伴う物流需要の拡大に対応し、作業効率の向上、スペースの最適化、安定したオペレーションの実現を支援する。

導入したASRSは、ロボットが保管エリアと作業エリアの間を自動で行き来し、作業者が移動せずに商品を入出庫できる仕組み。商品をまとめて保管する小型ケース「ビン」約10800個を、約60台のロボットで運用している。

▲柏沼南ロジスティクスセンターへ導入した自動倉庫「ASRS」(出所:DHLサプライチェーン)

入庫時は空のビンが作業エリアに搬送され、商品を収納すると保管エリアに格納される。出荷時は必要な商品を収めたビンが作業エリアへ搬送され、作業者がその場で商品を取り出し、仕分けを行う。保管から入出庫、仕分けまでをシームレスに一体化することで、作業効率が向上している。

従来の中量棚では、上部空間が十分に活用されていないという課題があった。ASRSの導入により、上部まで効率的に保管できるようになり、空間の有効活用にもつながっている。

▲ASRSと連携するピッキングエリアでの出荷作業の様子(出所:DHLサプライチェーン)

両社は2016年、4拠点に分散していたサプライチェーンオペレーションを同センターに集約し、一元管理体制を構築した。その後も、20年のRFID導入、24年のEC向け出荷プロセスへの自動梱包ライン導入など、物流基盤の強化を進めてきた。

ベイクルーズは、倉庫拠点を増やすことなく「最小のスペースで最大の能力を発揮できる物流センター」の実現を目指してきたとしている。今回の導入により、保管効率と生産性をさらに向上させ、事業成長に応じて柔軟に能力を拡張できる物流基盤を構築。現在から5年後の成長にも対応可能な体制の実現にめどが立ったと説明している。

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