ロジスティクスUPS(米国)は7日、2026年の年末繁忙期に向け、米国内で10万人超の季節従業員を採用すると発表した。荷物量の増加に備え、人員増強に加えて追跡精度の向上や荷物保護、集荷管理、返品対応などの機能を拡充し、繁忙期の配送品質維持を図る。
追跡ではRFIDを活用した荷物管理を強化しており、26年末までにRFID対応の取扱個数が40億個を超える見通し。荷物がネットワーク内を移動する過程で、より細かなリアルタイム追跡情報を提供する。

(出所:UPS)
新たな荷物保護策として、対象配送では受け取り人がドライバーにPINを提示しないと荷物を引き渡さない「Protected Delivery」も導入する。高額品や重要荷物を想定した仕組みで、不正受取や誤配リスクの低減を狙う。
このほか、集荷状況の通知機能を強化し、ハッピー・リターンズとの連携による返品物流、ローディーを活用した地域内の当日配送や大型荷物配送にも対応する。デンバー、セントポール、シラキュース、ポートランドでは自動化設備の新設・高度化を進め、処理能力の底上げを図る。
UPSは過去8年の年末繁忙期で業界上位の定時配送実績を維持してきたとしており、26年は9年連続を目指す。季節従業員は米国内の数百拠点で採用し、一部では応募から7分未満で内定に至る仕組みも導入する。
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