ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

UPS、繁忙期対応費用を1.75億ドルへ増額

2014年7月30日 (水)

財務・人事UPSは30日、EC向け物流が寄与し、4-6月期の貨物取扱量が7.2%増加(前年同期比)したと発表した。

同社が発表した4-6月期決算によると、米国では1日の取扱量が7.4%増、国際貨物は輸出取扱量が9.1%増、サプライチェーン・フレート部門の営業利益は11%増となった。

また、貨物取扱能力や繁忙期対応の強化費用として14年度分の投資額を1億7500万ドルへ増額したほか、ドライバーの労働組合「チームスター」組合員向けの医療保険を確定拠出型へ移行するための特別費用を計上し、通期の調整後1株当たり利益予想を4.9-5ドルへ引き下げた。

貨物取扱能力や繁忙期対応の強化では、貨物取扱能力、繁忙期対応の強化プロジェクトで感謝祭翌日の業務の拡充、配送ルート最適化ソフトウエア「ORION」の導入、IT開発、ハブの仕分け能力、一時的な貨物取扱能力の強化などに取り組む。