財務・人事エーアイテイー(AIT)は9日、2027年2月期中間期の連結決算を発表した。営業収益は前年同期比8.0%増の305億1700万円、営業利益は同10.9%増の22億4300万円となった。海上貨物輸送の取扱回復に加え、燃油サーチャージや国内陸送費用の上昇、円安が収益を押し上げた。最終利益は2.4%減の15億8900万円だった。
主力の海上貨物輸送では、春節時期のずれで3月の取扱数量が一時的に減少したものの、アパレル関連の荷動きが比較的堅調に推移し、雑貨関連にも持ち直しがみられた。4月以降は営業活動の効果もあり回復基調となった。輸入コンテナ取扱量は11万6372TEUで0.1%減、輸出入合計では12万4101TEUと0.3%減だった。通関受注件数は7万6452件で0.4%増となった。
地域別では、日本の売上高が9.2%増の260億7500万円、セグメント利益は11.6%増の17億9300万円となった。中国も日本向け貨物を安定して取り扱い、売上高は5.9%増の36億8800万円、セグメント利益は27.8%増の3億9000万円。一方、ベトナムでは組織再編の影響などで売上高が13.7%減、セグメント利益も46.3%減となった。
通期予想は据え置き、売上高625億円、営業利益45億3000万円を見込む。9月から12月は冬物商材や年末年始向け商品の輸入が増える需要期とみている一方、個人消費や運賃市況の変化などを不透明要因として挙げた。
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