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スタンレー電気、間接材管理を自動化し欠品防止

2026年10月9日 (金)

荷主ミスミグループ本社(東京都千代田区)は9日、スタンレー電気(目黒区)の浜松工場に導入した間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(フロー)」の運用成果を発表した。

自動車用照明機器を製造する浜松工場では、従来、作業用手袋を部署ごとの担当者が管理・発注していた。使用量は勤務体制や生産品目によって変動するため、欠品を避けようと休日前に多めに注文することがあり、需要予測の難しさが課題だった。実際に欠品が発生することもあり、担当者が急に休むと上長や他部署が代替対応する必要があるなど、業務の属人化も生じていた。

こうした課題に対応するため、同工場は必要なものを必要な時に必要な分だけ供給するJIT(ジャストインタイム)の考え方を間接材管理にも導入した。MISUMI floowでは、ミスミが工場内に設置した専用自販機へ消耗品を納品し、権限を持つ社員が必要な分を取り出す。自販機内の商品はミスミの資産となるため、導入企業が過剰在庫を抱える必要がない。顔認証やIDパスによる取り出し管理にも対応する。

(出所:ミスミグループ本社)

浜松工場では導入後、手袋の在庫確認から見積もり、注文、検収までの業務負担がなくなった。複数の社員が自販機を操作できるため、特定の担当者に依存しない運用が可能となり、欠品への不安も解消したという。さらに、従来品からミスミのプライベートブランド商品への切り替えと余剰在庫の削減によって、手袋の購入コストを20%低減した。

スタンレー電気では浜松工場に続き、1か月後に岡崎工場でも同サービスを導入した。今後は手袋以外の間接材にも活用を広げる方針だ。

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