豊田自動織機、新型フォークに環境性能高いエンジン搭載

サービス・商品豊田自動織機は14日、トヨタL&Fカンパニーが国内排出ガス規制に適合する自社開発の新型トヨタ産業用エンジン「トヨタ1ZSディーゼルエンジン」と「トヨタ1KDディーゼルエンジン」を国内向けフォークリフトに搭載する、と発表した。

今秋以降、顧客の環境負荷低減ニーズの高まりを踏まえ、DPFを用いることなく国内の排出ガス規制に適合したエンジンをフォークリフトに搭載し、大幅な燃費低減など環境性能の向上を図るとともに、安心機能を追加した商品を段階的に投入する。製品の名称、発売時期、価格などの詳細は未定。

自動車と同様、フォークリフトなどの産業車両でも先進国を中心に排出ガス規制が強化されており、日本や北米、欧州を中心とした先進国では、電動車を積極的に採用する顧客も増えている。特に積載荷重3トン以上のクラスの電動車では連続稼動時間や作業性の制限があり、低燃費で排出ガス規制に適合したエンジンを搭載したフォークリフトが求められていた。