ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東京都「中小企業の賃金事情」

所定外実労働時間、運輸・郵便業が最長

2014年4月15日 (火)

調査・データ東京都は15日、2013年の「中小企業の賃金事情」をまとめた。産業別で最も所定外実労働時間が多いのは男性が「運輸・郵便業」、女性が「不動産・物品賃貸業」となった。

調査の結果、所定時間内賃金は33万4535円、所定時間外賃金は2万5457円(13年7月)、賞与は83万4347円(12年7月-13年6月)だった。

所定外実労働時間は男性が15時間11分、女性が8時間27分(13年7月)で、産業別では男性で「運輸・郵便業」が、女性では「不動産・物品賃貸業」が最多となった。最も少ないのは男性で「医療福祉」、女性では「卸売・小売業」。年次有給休暇の利用日数は8.5日(12年8月-13年7月)。

運輸・郵便業の男性の所定外実労働時間は26時間51分で、2番目に多い情報通信業の男性(22時間7分)を3時間以上と大幅に上回った。年次有給休暇の新規付与日数は15.8日で、医療・福祉(14.5日)、宿泊・飲食サービス業(15.7日)に次いで少なかった。

■7月の月間所定外実労働時間(産業別、企業規模別)
所定外実労働時間、運輸・郵便業が最長