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富士キメラ総研調べ

電子製品向け部材、PMMA素材フィルム市場など拡大

2014年4月16日 (水)

調査・データ富士キメラ総研は15日、エレクトロニクス製品向け部材の世界市場と素材の動向に関する調査結果を発表した。

2017年の市場規模は、PMMAなどを素材とする偏光板保護フィルムが13年比で10.5倍の168億円に拡大するほか、ITO以外を素材とする透明導電性フィルムは5.9倍の2127億円に、ナノインプリント用樹脂材料はLED用途の拡大で3.9倍の35億円に拡大すると予測した。

偏光板保護フィルム分野では、TACが13年は1140億円だが、17年予測では10.5%縮小して1020億円となる。一方でPMMAなどは13年の16億円から168億円へと10.5倍に拡大する。

透明導電性フィルムでは、ITOが13年の1073億円から17年には1340億円へと24.9%拡大。ITO以外については、358億円から2127億円へと5.9倍増となる見通し。

モスアイフィルム分野では、ナノインプリント用樹脂が25億円から65億円へと2.6倍増に拡大するとみられる。