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トラック積載型自動運転市場、30年に4000億円へ

2022年2月16日 (水)

調査・データ米Report Ocean(レポート・オーシャン)は16日、トラック積載型自動運転システムの世界市場について、2022年から30年までに年7.3%のペースで成長し、30年には35億米ドル(4047億円)に達するとの予測を明らかにした。

(イメージ)

21年のトラック積載型自動化システムの世界市場は19億米ドル(2197億円)と試算しており、30年までに市場は84%拡大するとしている。

トラック積載型自動運転システムは、物流業務の効率化をこれまで以上にハイペースで促進する技術として注目を集めている。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う消費スタイルの多様化は、宅配ニーズの高まりをはじめ物流サービスを変革する要因となっている。物流現場では取扱量の急増で人材不足が露呈し、自動化による業務効率向上が喫緊の課題になっている。

トラック積載型自動運転システムにドライバーや荷役従事者の不足対策として関心が集まっているのはそのためだ。先進国での市場拡大が進むが、今後は経済成長が続く新興国での導入も加速するとみられる。