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明星食品、埼玉第3工場を竣工、日清食品と物流連携

2014年4月16日 (水)

フード明星食品は16日、埼玉第3工場を2月28日に竣工したと発表した。新たな4ラインで高速製造ラインを導入し、生産能力を3倍に拡大。同社全体の生産量の60%超を占める主力工場となる。

工場内のラインレイアウトやセキュリティーシステムを強化し、より安全で生産性の高い製造環境を整えるとともに、市場優位性の高い商品を供給できる体制を整備。

日清食品グループとしての相乗効果を最大化するため、日清食品と明星食品の相互生産に寄与し、物流の運用でも効率化につながる連携体制を目指す。

製造ラインでは、新技術を搭載したノンフライめんの製造ライン、生産効率化と品質安定化を狙った高速揚げめんラインなどを設置し、生産能力を従来の3倍に増強。品質安定化に寄与する完全空調設備を備えた小麦粉サイロの導入や、アレルギー防止対策として原材料のコンタミネーション防止に配慮したラインレイアウトを施した。

工場入退出時の指紋認証セキュリティーシステムを導入し、食の安全を確保するとともに、製麺工程では顔認証セキュリティーシステムとタグ認証システムを導入し、機密保持を厳格化した。全製造工程に品質管理カメラを設置し、映像データを管理することで、製造状況のトレースし、食の安全を確保する。

■工事の概要
投資金額:50億円
工期終了:2014年2月28日
敷地面積:4万536.12平方メートル
延床面積:9668.68平方メートル