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新会社設立で販売活動強化

沖電気、17年にインドATM販売でシェア20%目指す

2014年4月21日 (月)

荷主沖電気工業は21日、インドでATM(現金自動預け払い機)の販売会社「OKIインディア」を設立したと発表した。同国のATM市場で2017年度には20%の市場シェア獲得を目指し、国営、民間銀行に向けて販売に注力する。

インドのATM・CD(出金専用機)市場は、13年に稼働台数が14万台でアジア3位の大型市場に成長しており、潜在的には中国と同等の巨大市場で17年には40万台と世界2位のATM市場へ成長するとみられている。

また、顕著な入金需要の拡大により、入金機能の付いたATMの設置が17年には市場の50%を占めると見て、販売会社を設立し、販売網と保守体制を強化することで販売拡大につなげる。同社は高い経済成長の継続が期待される新興国を中心に市場開拓を進め、グローバルATM市場でシェア40%を目指す、としている。