国際協力銀、エンケイの海外拠点費用を融資

荷主国際協力銀行（JBIC）は22日、海外展開支援融資ファシリティの一環として、エンケイ（浜松市）と総額499万1000米ドル（JBIC分）の貸付契約を4件締結したと発表した。民間金融機関と協調して融資する。

エンケイのインドネシア法人、インド法人、マレーシア法人が行う自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、自動車メーカーの現地生産需要に対応できるようにし、日本企業の競争力強化につなげる。

エンケイは日本で初めてアルミホイールの製造に成功した、独立系企業として二輪・四輪自動車メーカーに純正アルミホイールを提供している。海外に15の現地法人を持ち、主に日系の自動車メーカーの現地工場に製品を供給している。