サービス・商品NTTデータは25日、エースコックのベトナム現地法人「エースコックベトナム」から物流管理、経営分析システムの開発を受託したと発表した。
エースコックベトナムでは、物流高度化計画の一環としてITインフラの強化を図り、モノの管理を正確化・効率化し、適切な経営分析を行うことで、APAC市場でより強い競争力を確保する取り組みを行っており、物流管理システムでは、NTTデータベトナムの物流ソリューション「Lシリーズ・ディストリビューション・ウェアハウジング」を、分析領域ではNTTデータの分析ソリューションをそれぞれ採用する。
エースコックベトナムホーチミン本社は今夏にシステム導入を行い、年末までにベトナム国内全拠点への展開を目指しており、NTTデータとNTTデータベトナムが連携してエースコックベトナムの物流高度化の実現を支援する。
エースコックベトナムは、物流高度化計画の一環として、7拠点にある工場・倉庫、300近い販売代理店を情報システムで接続し、工場から販売代理店までモノの流れを一貫して管理できるサプライチェーンマネジメントシステムの構築を計画。
これらのシステムを導入することで、メーカーから出荷した製品の数だけでなく、実際に市場に出た製品の動向を正確でリアルタイムに把握をすることが可能となる。エースコックベトナムは、モノの管理を正確・効率的に行い、より適切な経営分析を行うことで、APAC市場での競争力強化につなげたい考え。