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名村造船所、シリーズ4隻目の3.4万トン貨物船を引渡し

2014年5月2日 (金)

荷主名村造船所は2日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していたアフリカンラークシッピング社向け、3万4000トン型ばら積み運搬船「アフリカンラーク」の命名・引渡式を行ったと発表した。

函館どつくと共同開発した同社建造3万4000トン型ハンディサイズバルクキャリア「ハイバルク34E」シリーズの第4番船で、穀物、石炭、鉄製品、ログなどを運搬するバルクキャリアとして、浅喫水船をコンセプトに高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求した船型が特徴。

貨物艙はすべてセミボックス形状で広い艙口を備え、5ホールド・5ハッチとしている。デッキ上にログ積みを行うために上甲板に固定式、起倒式のスタンションを装備。ハッチカバー間の船体中心線上に4基のデッキクレーンを装備しており、荷役設備がない港湾でも荷役作業を行うことができる。