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名村造船、シリーズ17隻目の3.4万トン型貨物船引渡し

2015年7月16日 (木)

荷主名村造船、シリーズ17隻目の3.4万トン型貨物船引渡し名村造船所は15日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していたバートックナビゲーション向け3万4000トン型ばら積み運搬船「アルバート・トピック」を引き渡した。函館どつくと共同開発したハイバルク34Eシリーズ17番船。

穀物、石炭、鉄製品、ログなどを運搬するバルクキャリアで、浅喫水船がコンセプトの高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求した船型。

デッキ上にログ積みを行うため、上甲板に固定式、起倒式のスタンションを装備し、ハッチカバー間の船体中心線上に4基のデッキクレーンを備え、荷役設備がない港湾でも荷役作業が可能となっている。

■アルバート・トピックの概要
全長:179.96メートル
幅(型):30メートル
夏季満載喫水:9.8メートル
総トン数:2万1571総トン
載貨重量:3万4356重量トン
主機関:MAN B&W 6S46ME-B8.3
定員:23人
船級:ロイド船級協会
船籍:マーシャル諸島