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東京電力、今夏の電力需給「猛暑でも安定供給確保」

2014年5月19日 (月)

話題東京電力は16日、夏期の電力需給見通しを発表した。今夏の電力需要は、7、8月の気温が平年並みの場合に5160万キロワット、2010年度並みの猛暑の場合には5320万キロワットになる見通し。

これに対して供給力は、千葉火力発電所3号系列や鹿島火力発電所7号系列のコンバインドサイクル発電方式への変更による増出力、葛野川発電所4号機など新規電源開発の結果、西日本(関西電力、九州電力)からの電力融通の要請があった場合でも、7月で5582万キロワット、8月で5612万キロワットの供給力を確保できる見込み。

これにより、10年度並みの猛暑の場合でも7月の予備力は262万キロワット、予備率は4.9%となり、同社は「安定供給を確保できる」としている。

ただ、この見通しは節電を織り込んだものとなっており、政府の「電力需給に関する検討会合」では、節電の定着分(10年度最大電力比)として「-11.7%」が示されている。

■需給見通し
tokyo

■政府の節電協力要請期間・時間帯
2014年7月1日-9月30日の平日9時-午後8時
(8月13-15日を除く)