ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

クラリオン、業務車両向けアンドロイド車載端末を参考出展

2014年5月27日 (火)

サービス・商品クラリオンは27日、業務車両向けAndroid(アンドロイド)車載端末を「運輸システムEXPO2014」の同社ブースに参考展示すると発表した。展示する車載端末は、業種ごとに要求されるアプリケーションの追加、堅牢性・耐久性を保つプラットフォームなど、業務車両用車載端末で強く求められるニーズに対応できるよう、開発に取り組む。

同社がアンドロイド車載端末の開発に取り組むのは初めてで、業種ごとに要求されるアプリケーションニーズに対してサードパーティ製のアプリケーションのカスタマイズ開発に容易に対応できるOSであることから、開発することにしたもの。

製品化に向けてサードパーティの業務アプリ開発支援のためのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)、開発者用キットの提供も検討。参考展示する車載端末は、多彩なナビゲーションのAPI装備が可能で、ナビゲーションと連携した安全運転支援アプリケーションの開発、ユーザー個別のアプリケーション追加などで業務の効率化を想定する。

また、既存の業務用モデルで好評の「業務アプリケーション」の位置情報、時間、車両データなど信頼性ある走行ログ取得機能により、データ通信やUSB、SDカードメモリーなどに蓄積でき、別売の運行解析ソフトを利用して業務管理支援に活用できる。

サーバーとの通信機能によるソリューションにも対応できるようIP無線通信やWiFiなど、多彩な外部インターフェースへの対応を図ることで、今後の海外展開を含め、多様な市場ニーズに対応できるプラットフォームとして幅広い業種の業務車両向け車載端末としての製品化を目指す。

■業務用アンドロイド車載機の開発ポイント
・外部からのナビコントロール(多彩なナビAPIを装備)
・多彩な外部インターフェース
・業務用HMIアプリのカスタマイズ、容易な開発
・無線サーバーとの通信機能に対応(WiFi/3G)
・サードパーティによる業務アプリ開発を容易化
・24時間・365日の連続使用を考慮した堅牢・耐久設計
・マルチセンサーを使用した正確な自車位置精度
・12/24V対応