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クヌッツェングループの新造LNG船2隻を共同保有

日本郵船、スペイン向けLNG輸送に参画

2014年5月27日 (火)

ロジスティクス日本郵船は27日、シャトルタンカー、液化天然ガス(LNG)船、プロダクトタンカー、ケミカルタンカー事業をグローバル展開するクヌッツェングループの親会社TSシッピング・インベスト社(ノルウェー)が韓国・現代重工業に発注した新造LNG船2隻を共同保有することで合意したと発表した。

本船は2016年下期に竣工するスケジュールとなっており、ガスナチュラル社(スペイン)向けの長期用船として20年間投入される。このLNG船の保有を通じ、シャトルタンカー事業のパートナーとしているクヌッツェングループとの関係を強化するとともに、欧州最大のLNG輸入国・スペイン向けLNG輸送へ参画を果たす。

新造LNG船には、船舶用電子制御式ガス・インジェクション・ディーゼル機関(ME-GI)が搭載され、燃費効率の向上により二酸化炭素の排出量削減を見込む。

■LNG船の概要
積載容量:17万6000立方メートル
全長:290メートル
全幅:46.4メートル
主機関:ME-GI
造船所:現代重工業(韓国)
竣工:2016年下期