富士電機、「要冷物流まるごとビジネス」で新事業開拓に注力

サービス・商品富士電機は今年度、自動販売機や冷蔵設備などを取り扱う食品流通事業で、「要冷物流まるごとビジネス」をベースに次世代保冷コンテナ「D-BOX」や植物工場向けなど新事業の開拓・拡大を図る。

要冷物流まるごとビジネスは、同社が提供する運輸、不動産、店舗、食品卸、食品メーカー、JA向けの店舗流通サービスで、冷凍・冷蔵設備から電気設備・マテハン制御・セキュリティシステムまで、顧客の要望に応じてトータルプロデュースするもの。

要冷倉庫やセキュリティシステム、特高受電設備、非常用電源、無停電電源装置、監視制御、マテハン制御、感振センサ、電源レスで5時間安定保冷できる保冷コンテナ「D-BOX」などで構成する。

また、植物工場向けには省エネ、トリジェネレーション、EMS、環境制御システム、要冷物流、D-BOXなどから必要な設備を提供することで、農業現場の作業効率向上を支援する。