行政・団体国土交通省は2日、インドネシア・スラカルタで5月31日に開催した同国との交通次官級会合の結果を公表した。
会合の結果、両国間で進められている物流、鉄道、自動車、港湾、海上交通、航空分野の協力プロジェクトの中でも、前回会合から動きのあったものについて、実証事業や事業化可能性調査の結果など、最新の状況を共有。
また、新たな協力の可能性に対する認識を共有するとともに、今後は民間を含めた対話を拡大し、両国間で緊密な協力・連携を図っていくことを確認した。
このほか、日本側がマラッカ・シンガポール海峡で緊急を要する5か所の水路再測量調査への協力を表明。カラワン新空港の位置決定に向けた調査協力も実施する。スカルノハッタ空港では混雑緩和、地方空港の安全性向上関連の具体的改善策を提案した。次回は、2015年に日本で開催する。