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NEC、流通業向けマーケティングツールをクラウドで提供

2011年2月28日 (月)

サービス・商品日本電気(NEC)は25日、流通業者向けのマーケティングツールとして、会員向けのポイントサービス機能や会員管理機能・顧客情報分析機能・プロモーション管理機能をクラウドサービスで提供する「ネオサーフCRM」の販売を開始した。サービスは9月から提供する。また、ドラッグストアチェーン業界大手のスギホールディングスが同サービスを導入する。

 

ネオサーフCRMは、会員情報の登録や変更、会員に対してポイントの付与・利用を提供する「会員管理・ポイントサービス機能」、顧客の購買傾向や購買層などを分析する「顧客情報分析機能」、クーポン付きレシートなどのキャンペーンを管理する「会員プロモーション管理機能」をクラウドサービスで提供する。これにより、利用企業は個別にシステムを構築することなく、マーケティングツールを利用することが可能となる。

 

サービスの利用料金は、月額150万円(税別)からで、NECでは、これまで大規模な顧客管理システム構築の場合と比べ、システム導入・運用などにかかるコスト(TCO)を5年間で最大約30%低減することが可能と試算している。今後3年間で50社・1万店規模への販売を目指す。