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デイビス現CEOは非常勤会長へ

UPS、次期CEOにアブニーCOOを指名

2014年6月10日 (火)

財務・人事UPSは10日、9月1日付でデビッド・アブニー最高執行責任者(COO、58)を新たな最高経営責任者(CEO)に指名し、取締役に任命するトップ人事を発表した。2008年から会長兼CEOを務めるスコット・デイビス氏(62)は退職し、非常勤会長に就任する。

アブニー氏は、同社107年の歴史で11番目のCEOとなる。74年にパートタイム積み込み作業員として同社でのキャリアをスタートして以来、40年間にわたってオペレーション部門でさまざまな職務を担った。

COOとしては、ロジスティクス、サステナビリティ、エンジニアリングでの責任者として代替燃料車両への大規模な投資や、貨物取扱量の拡大プログラムの実施をけん引したほか、輸送ネットワークを200以上の国や地域へ拡大する取り組みを指揮した。

■アブニー氏のコメント
「当社の優秀な人材が、顧客のビジネス目標達成のお手伝いをできる環境を作り出すことが、私の責務だと信じている。そして、それこそがUPSの成功の遺産をともに構築していく方法だと信じている」