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国交省、フェリー大傾斜事故防止対策検討委を開催

2011年3月1日 (火)

行政・団体2009年11月に熊野灘を航行中のフェリーありあけ(7910トン)が、航行中に船体が右舷側に大傾斜し、三重県御浜町沖に乗り上げて横転した事故を受け、再発防止策を検討している国土交通省は2日、フェリー大傾斜事故防止対策検討委員会の第5回会合を開催する。

 

同事故について、国交省では「我が国のフェリー事故としては近年に類を見ない重大な事故」と重視しており、当面の対策として、貨物の固縛や荒天中の操船について、業界団体に対する注意喚起を行うとともに、本質的な事故再発防止対策の検討を進めるため、昨年5月に学識経験者、関係業界で構成する防止対策検討委員会を設置した。

 

2月25日には運輸安全委員会が事故調査報告書を公表している。