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UCC、ベトナム事務所を開設

2011年3月4日 (金)

荷主UCC上島珈琲は3日、世界第二位のコーヒー生産国ベトナムのホーチミン市に、4月1日からコーヒー生豆の品質検査を担う現地事務所を開設すると発表した。

 

UCCでは、コーヒーの栽培から原料調達、研究開発、製造加工、流通、販売に至るまでの一貫した品質保証体制を確立しているが、その品質保証の根幹となるのがブラジルの生豆品質検査事務所。今回、ブラジルに加えて、世界第二位のコーヒー生産国ベトナムにも生豆品質検査事務所を設け、世界の二大生産国を拠点にすることで、コーヒー生豆の品質保証体制、安定調達体制の強化を図る。

 

ベトナム事務所でのコーヒー生豆品質検査は、UCCブラジル事務所と同じくコーヒーに関する日本の標準的な品質基準よりも厳しい独自の検査基準を採用する。厳格な独自基準による品質鑑定を通過したコーヒー生豆だけを買い付けし、日本市場に安定供給する。

 

また、同事務所を拠点に現地の輸出業者や生産者団体との連携を深め、ベトナムを含むアジア地域で生産される高付加価値コーヒーの発掘と日本市場への紹介に取り組む。