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コベルコクレーン、インド新工場に着工

2011年3月7日 (月)

拠点・施設起工式の模様(左がコベルコクレーンの藍田社長)コベルコクレーン(東京都品川区)は7日、インドのアンドラ・プラデッシュ州でクローラクレーンの新工場建設に着工したと発表した。

 

インド新工場は同社初の海外生産拠点で、日米欧の移動式クレーンメーカーとしても初めてインドに独資でクローラクレーンの専用工場を所有することになる。同社によるとインドのクローラクレーン市場は、2010年の総需要200台程度から数年後に700台規模に成長する見通し。

 

新工場は組立ライン、製缶ライン、塗装・出荷ラインを備え、初期生産能力を年間100台と設定。11月から生産を開始する。同社では「得意とする100トンを超えるクローラクレーンを中心に、現地生産によるメリットを最大限に生かしながら顧客のニーズを的確に把握し、迅速に対応することで、需要取込みとプレゼンス確立を図る」としている。