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クラレ、米国で産業用ポバールフィルムの生産増強

2014年6月27日 (金)

荷主クラレは27日、産業用ポバールフィルムの旺盛な需要に対応するため、米国の同社100%出資会社「モノソル」(インディアナ州メリルビル)の生産設備を増設すると発表した。

産業用途全般でポバールフィルムの需要が拡大し、特に米国・欧州市場の伸びが顕著なことから、供給体制を強化するために新拠点を開設、建屋、新設備の建設を決定したもの。

モノソルは、クラレが基幹事業の一つである「酢ビ・ポバール系事業」の拡大戦略の一環として2012年6月に買収した。増設する生産設備は16年1月の稼働開始を目指し、2500万米ドルを投じる。