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アジア・豪州のケミカル市場に向け船隊強化

日本郵船、合弁会社がパーセルタンカー2隻を発注

2014年7月3日 (木)

ロジスティクス日本郵船は3日、ストルト・ニールセン社(ノルウェー)のタンカー部門、ストルトタンカーズ社との合弁会社「NYKストルトシップホールディングス社」が臼杵造船所(大分県臼杵市)に1万2500重量トンのパーセルタンカー(多品種・多目的ケミカルタンカー)2隻を発注した、と発表した。

今回の発注船は、NYKストルトシップホールディングス社が保有・運航している8隻のパーセルタンカーに続き、9・10隻目となる。ステンレス製カーゴタンク18個を備え、最新鋭の環境技術を採用した高性能船で、2016年7月と9月に竣工する見通し。

竣工後は、日本郵船とストルトタンカーズ社の合弁運航会社「ストルトNYKアジアパシフィックサービス社」が長期用船し、高齢船や短期用船の代替船として投入する。

日本郵船とストルトタンカーズ社は、これらの合弁2社のほか、「NYKストルトタンカーズ社」でも2万2000-3万9000重量トン前後のパーセルタンカー6隻を保有するなど、遠距離輸送のパーセルタンカービジネスを展開している。