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日本郵便と警察庁、レターパック詐欺急増で注意喚起

2014年7月7日 (月)

ロジスティクスレターパックを利用して現金を送付させ、騙し取る詐欺事件が急増しているとして、日本郵便が利用者に注意を呼び掛けている。警察も詐欺の被害者が現金を送ってしまった宛先のリストを公表して注意を喚起している。

レターパックには現金を入れることができず、現金を送付した場合は郵便法違反となることと併せて、同社は「どんな名目であれ『レターパックで現金を送れ』はすべて詐欺の手口なので、絶対に送らないようにしてほしい」と強調。

現金が入っている疑いのあるレターパックが差し出された場合、警察が公表している「詐欺被害者が現金を送ってしまった宛先のリスト」を引受検査の際の参考とし、必要に応じてX線検査装置を使用して確認する。

レターパックに現金が入っている疑いがある場合は、差し出した顧客に郵便局で内容品に現金が含まれていないか確認してもらい、現金の場合と内容品を確認できない場合は、顧客にレターパックを返却する。同社は「郵便料金を免れる意図をもって郵便役務を不正に利用した疑いがあると判断した場合は、警察へ通報することがある」としている。

また、全郵便局の窓口などで、顧客に詐欺犯罪に対する注意喚起を実施する。

■被害関係住所の一覧(警察庁)
https://www.npa.go.jp/pressrelease/souni/furikome_jyusyo.pdf