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バイタルネット、調剤薬局のオオノを完全子会社化

2014年7月8日 (火)

M&Aバイタルエスケー・ホールディングスは8日、中核事業子会社で医薬品卸売事業を展開するバイタルネット(仙台市青葉区)が、宮城県を中心に1都5県で50店舗超の調剤薬局を展開しているオオノ(同)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。

オオノの創業者で大株主の故大野武氏(前会長)から、バイタルネットに同氏以外の株主が保有する株式を含めたオオノの発行済株式すべてを譲渡したいとの申入れがあり、オオノ、故大野武氏、大野美智子氏(オオノ現会長)、バイタルネットが協議。

この結果、大野美智子氏とバイタルネットの間で8日、オオノの株式譲契約の締結に至り、7月14日付で全株式を取得することとなった。

バイタルネットは東北6県と新潟県を主要な事業エリアとして医薬品卸売事業を展開しており、事業エリアが重なるオオノの株式取得により、「地域包括ケアを推進してさらなる収益力強化を目指す」としている。