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日本海事センター調べ

「海運が重要」3.3ポイント低下、海に関する国民意識調査

2014年7月10日 (木)

ロジスティクス日本海事センターは10日、「海に関する国民意識調査2014」の結果を発表した。調査は7回目。

調査結果によると、日本の海運に対する意識として「海運(海上輸送)がとても重要だと思う」「重要だと思う」「まあ重要だと思う」の合計は85%となったものの、昨年の調査結果より3.3ポイント低下した。

海運を重要と回答した理由として最も多かったのは「島国だから・海に囲まれているから・海洋国家だから」が圧倒的で、続いて「輸出入にとって必要・貿易にとって必要」「大量輸送が可能」が例年同様、上位となった。

海運がほかの輸送・交通手段に比べて「環境にやさしい」と認識している回答者は半数以下の47.7%で、正答率も低下傾向にあることが分かった。また、海運の環境対策への取り組みの認知度は4割にとどまった。

海賊問題の認知度は全体で78.2%と高く、年代別では50・60代が9割、30・40代が7割と高く、最も低かったのは10代の6割だった。