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内航輸送動向8月、依然として足踏み状態続く

2010年9月13日 (月)

ロジスティクス日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた、8月末時点の内航海運の輸送動向調査結果によると、貨物船の輸送量は依然として足踏み状態で、リーマンショック以前の前々年に比べて90%台にとどまっていることが分かった。

 

7月(実績値)から8月(速報値)にかけての輸送主要品目の前々年比率は、鉄鋼が76%→81%、原料が89%→85%、雑貨が80%→79%、自動車が119%→113%、セメントが80%→79%となり、自動車以外の低迷が続いている。

 

タンカーの輸送量も、減少には歯止めがかかっているものの依然として輸送量の回復傾向が見られず、白油が84→83%、黒油が79→79%、ケミカルが102→91%、特タン船が76→89%となった。