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千葉・木更津港、大規模地震発災時のBCP策定

2014年7月24日 (木)

環境・CSR千葉港湾事務所は23日、一昨年10月に設置した千葉港BCP連絡協議会と昨年2月に設置した木更津港BCP連絡協議会が、大規模地震で港湾施設が被災した場合の港湾機能の確保、復旧について協議し、両港の港湾BCPとして年6月に「東京湾北部地震発生時の震後行動」を策定したと発表した。

大規模地震が発生した際、速やかに港湾機能を回復し、千葉県地域防災計画に基づく緊急物資輸送活動を円滑に実施するため「港湾関係者が共有しておくべき目標や行動、協力体制」を整理・明確化するために策定したもの。

これまで関係者が個々に取り組んできた災害時の対応やそれぞれのBCPなどをもとに、関係者間の行動、協力体制を明確化したほか、緊急物資輸送活動、関係者間の共通目標と実施方針を設定した。海上から物資輸送できる体制を地震発生後、24時間から72時間以内に構築することを明記した。また、緊急物資輸送活動における関係者の業務と目標時間を基本パターンとして作成した。

千葉港湾事務所では今後、訓練の実施と複数の発災を想定した検討を進め、必要に応じて見直しを行うとしている。